トレード、人的補償、トレード、人的補償。
楽しみな新戦力が加わる度、寂しい別れがやってくる。
先日のトレードで廣岡選手が加入したのは嬉しかった。ただこれまで沢山笑わせてくれた田口選手がいなくなるのは寂しかった。
ただ寂しい思いをしているのは他球団のファンも一緒。自分たちだけがいい思いをしたいというのは流石に傲慢。
プラスもあればマイナスもある、それ自体は受け入れています(ただ人的補償の制度はもう少し考え直したほうがいいかも)。
ただ出会いと別れの時期だからこそ、寂しい気持ちが拭えない今日この頃です。
何で今回はこんな感じでスタートしたかと言うと、
今回はトレードの噂が絶えない小林選手の話がしたかったからなんです。
言葉を間違えると小林ファンから大ブーイングが来そうで怖いのですが、今回は小林選手の話をしていきたいと思います。
Contents
【2013年ドラフト選手はもう小林選手しかいない?】
冒頭でも話している通り、ジャイアンツは「トレード」や「人的補償」で球団を離れるケースが多いです。
特に原監督になってからは「血の入れ替え」と言って選手がクルクルと入れ替わっている印象。
その中でも注目すべきは2013年ドラフト選手について。
現在、ジャイアンツに入団した2013年ドラフト選手はこんな感じです。
1位 小林選手 2位 和田選手→トレードで楽天 3位田口選手→トレードでヤクルト 4位 奥村選手→人的補償でヤクルト 5位 平良選手→人的補償でDNA
先日のトレードで小林選手以外は他球団に移りました。そこで小林選手のトレード話で盛り上がっている人がいるわけです。
ただ、トレードの噂自体は今に始まった話ではありません。彼が出場機会を減らされた時期から何度もあった話です。
【小林選手のこれまで】
小林選手の「肩の強さ」や「キャッチング技術」は12球団でもトップクラスのものがあります。2017年のWBCでは侍の正捕手として海外の選手にヒケを取らない活躍を見せました。
ジャイアンツでは2015年から正捕手を勤め、2016年から4年連続で盗塁阻止率ナンバー1に輝いています。
ただ弱点が打力が弱いこと。投手が9番に入るセ・リーグ野球において、8番打者が”自動アウト”なのは致命的なんです。
特にジャイアンツの場合は阿部選手という最強捕手がいたので…
加えて頻繁に”大ぽか”をするので正捕手の時代でも首脳陣から干されてしまったことがありましたね。
そんなこんなで守備はいいけど打力が上がらない、この評価のまま時が経っていった印象です。
そして昨年、大城選手が台頭し、正捕手の座を明け渡すことになってしまいました。
【小林選手の現状】
もう言わずもがなですが、ジャイアンツの捕手争いはかなりヤバい。大城選手の他にも打力の高い岸田選手に経験豊富な炭谷選手。
その中で小林選手は現在、3番手〜4番手くらいの位置づけになっています。だからジャイアンツでは必要とされつつ、いなくなっても困らないんだと思います
それでも守備面がよく、パリーグなら打力の弱さに目をつぶれる。だからこそトレードの噂が絶えないんですね。
まぁそもそもジャイアンツ以外の球団なら、打てないことをココまで叩かれたりしないと思いますが(笑)
とりあえず今シーズンで何かしら存在感を示さないと厳しい状態にあるんですね。
【生き残るには何が必要か】
捕手の争いはとにかく厳しい。原監督は”捕手2人制”を理想としており、今年のキャンプでは石川選手に捕手の練習をさせています。
もし実現するような事があれば1軍レベルの捕手が2人余るということです。
そんな厳しい戦いの中で小林選手が生き残るには2つ。
1つ目はとにかく打つこと。2割5分打てるようになれば確実に正捕手!
守備能力はジャイアンツの中でも群を抜いているので、打力が上がれば間違いなくレギュラーになれます!
ただ、これはずっっっと言われていること。
現実的なのは2つ目で炭谷選手より信頼を得ること。
炭谷選手とリード面で比較されることが多いですが、そのへんでも小林選手は信頼を得られていない感じがする。
少なくとも投手陣からの信頼は厚いので、今以上に感を研ぎ澄ませて”大ぽか”もしなければチャンスはあります。
もし2人制になっても守備面で信頼されれば”抑え捕手”だってあるのでとにかく信頼を勝ち取って欲しいですね。
【まとめ】
どうですかね?
ファンの多い小林選手ですし、僕も彼のプレーは好きです。他球団に移籍してほしくない!
まぁ少なくとも今年のトレードはないんじゃないですかね。さすがに捕手を移籍させるのはリスクが高すぎる。
今年のオフになってまた噂されることがないよう、今年は結果を残してほしいですね。
ジャイアンツについて語りたい!小林選手について語りたい!そんな人はぜひコメントください!お待ちしております!
それでは!
【Twitter】