【巨人】開幕前に激化する捕手争い!今年の正捕手は誰?(後編)

2021年2月16日

野球の9つのポジションにおいて一番カッコいいと思っているのが遊撃手。守備において重要なセンターラインであり、守備範囲が広くて投げる距離が長い。

ここを守れる選手は相当カッコいいと僕は思っています。だからこそ遊撃手を華やかに守り、打撃においても結果を残し続けている坂本選手がカッコよくて大好きなのである(笑)。

ただ僕にとって、カッコいいポジションは遊撃手ですが、好きなポジションは実は捕手なんです。

元々捕手を守っていた経験があるというのもありますが、捕手のリードを考えながらプロ野球を見るのは楽しい。

現地では球種やコースが分かりづらいのでTVで見るのは現地と違った楽しみ方があります。こうやってそれぞれの環境で楽しみ方を考えるのは大事だと考える今日この頃です。

こんな感じで捕手というポジションが好きなので、いつか巨人の捕手の事を語りたいと思っていました。しかし、いざ書いてみたら文字数が大変な事に(笑)。

巨人にいる1軍レベルの捕手は4人ですが、上記の記事では2人分しか書けませんでした。

ここでは後編として他の捕手の事を話していきたいと思います。

【競争の激しい4人の捕手】

上記の記事では正捕手ナンバーワン候補の大城選手、鉄砲肩&投手陣からの信頼が厚い小林選手の話をしました。

これだけいい捕手が2人いるのに更にもう2人もいい捕手がいるわけですから他球団は羨ましいでしょうね。ここに加えてソフトバンクの甲斐選手に絶賛された山瀬選手までいるので10年くらいは捕手に困らないでしょう(笑)。

ここでは残りの炭谷選手岸田選手の話をしていきたいと思います。

【炭谷選手】

2018年オフに西武からFAでやってきた炭谷選手。人的補償があの内海選手だった為、当時の風当たりは相当厳しかったと思います。

「いらない」だの「小林がいる」だの勝手な事を言ってる人も多かったですね。

ただ2019年の交流戦ではよく知っているパリーグの選手を巧みなリードで翻弄し、交流戦の好成績を演出しました。

昨年はコロナによって交流戦がありませんでしたが、今年は開催される予定です。炭谷選手がいれば、今年も交流戦を有利に戦える可能性が高いです。

昨年は主に戸郷選手が投げる際に捕手を務めていましたね。「ルーキー」や「扱いずらそうな投手」の時にマスクを被ることが多いイメージです。

ただ、昨年は決して褒められた成績ではありません。

昨年は56試合に出場し、打率が.180という成績。小林選手がケガで10試合しか出ていない中での出場数なので現役選手としては下降線を辿っています。

今年の炭谷選手は3年契約の3年目です。小林選手のトレード話の噂が絶えない中、先にチームを去る事になるのは炭谷選手かもしれません。

元々は原監督から「小林より打撃もリードも上」と評されていましたが、今は違った評価だと思います。

2019年のように交流戦で輝きを見せたり、打撃が上向くような事がなければ立場が苦しくなるでしょう。

昨年末に第三子が生まれましたし、少しでも長く現役選手でいられるように頑張って欲しいですね。

【岸田選手】

巨人軍の元気印、岸田選手。昨年は円陣番長としてチームを盛り上げてくれました。

ムードメーカーとして取り上げられる事が多い岸田選手ですが打撃がよくて肩も強い。正捕手のイスを奪うのは実は岸田選手かもしれません。

昨年の岸田選手は34試合に出場して打率は3割越え。少ない打席数ながら打力の高さを見せつけましたね。

昨年岸田選手の出場機会が増えたのは、小林選手の離脱もありますが本人の打撃、守備が向上したからです。

打撃ではプロ初ホームランを放ちましたし、リード面では畠投手のプロ初完封をアシストしました。

小林選手がケガから復帰し一度は戻ってきたものの「3番手にいるなら岸田の方がはるかに使い勝手がいい」と小林選手と入れ替わる形で岸田選手が1軍に戻されました

岸田選手がスタメンで出ると大城選手同様、5回~7回に代打を出す必要がなくなります。ベンチ入り捕手の数を減らす事が出来ますね。

大城選手が左打者なのに対し、岸田選手は右打者。もしかしたら今年は相手投手との兼ね合いでスタメン出場が増えるかもしれません。

スタメン出場が増えて経験が増えればディフェンス面でも更に成長できます。そしたら正捕手交代の可能性だってありますね。

ただ、こういったムードメーカー的存在の選手は控えで終わる場合が多いです。岸田選手には控えの選手ではなくレギュラーを掴み取って欲しいですね。

【まとめ】

巨人の捕手をまとめると

「打撃の大城」、「ディフェンスの小林」、「経験の炭谷」、「元気印の岸田」とそれぞれ特徴がありますよね。

長いシーズンを考えると4人体制で戦うのもありかもしれません。ただそれだとベンチメンバーを捕手で埋めてしまう事になります。当然他のポジションとの兼ね合いはありますし、やはりメンバーは固定の方がいいです。

おそらく石川選手に捕手の練習をさせている事から正捕手は大城選手の可能性が高いでしょう。

捕手2人体制で年1回あるかないかの不測の事態には石川選手が備える。僕の予想が当たれば、少なくなった捕手の席を皆で争わなければいけなくなります。

厳しい戦いになるかもしれませんが選手達にはぜひ頑張って欲しいですね!

巨人について語りたい。僕も捕手というポジションが好きだ。そんな方はぜひコメント下さい。お待ちしております。

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それでは!

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